外壁塗装を検討する際、外壁や屋根は気にしても、「水切り」は見落とされがちな部位です。
しかし、水切りは建物を雨水から守る重要な役割を担っており、塗装・メンテナンスを怠ると外壁トラブルの原因になることもあります。
この記事では、水切りの役割や塗装する理由、注意点、正しいメンテナンス方法を分かりやすく解説します。
■ 水切りとは?どこにある部材?
水切りとは、外壁の下端(基礎との境目)に取り付けられている金属部材のことです。
雨水が外壁を伝って基礎や外壁内部に回り込むのを防ぐ役割があります。
水切りの主な役割
- 雨水を外壁から離して地面へ流す
- 外壁内部への浸水を防ぐ
- 基礎部分の劣化を抑える
- 外観を引き締めるアクセントになる
目立たない存在ですが、防水面では非常に重要な部材です。
■ 水切りを塗装する理由
1)サビ・劣化を防ぐため
水切りは多くの場合、金属製(ガルバリウム・鉄板など)でできています。
塗装をしないと、雨水や湿気によりサビが発生しやすくなります。
2)外観の美しさを保つため
水切りが色あせたりサビたりすると、外壁がきれいでも全体が古く見えます。
外壁と同時に塗装することで、統一感のある仕上がりになります。
3)外壁内部への影響を防ぐため
サビが進行すると穴あきや変形が起こり、
雨水が外壁内部へ入り込む原因になることもあります。
■ 水切り塗装の注意点
水切りは塗れば良いというものではありません。以下の点に注意が必要です。
▼ 塗装時の重要ポイント
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 下地処理 | ケレン(サビ落とし)を丁寧に行う |
| 下塗り | 金属用プライマー(防錆)を使用 |
| 塗料選び | 耐候性・防錆性のある塗料を選定 |
| 塗りムラ | 薄塗りを重ね、塗膜を均一に |
下地処理を省くと、数年でサビが再発する恐れがあります。
■ 水切りの劣化サインをチェック
以下の症状が見られたら、塗装や補修を検討するタイミングです。
- 表面の色あせ
- サビが浮いている
- 塗膜の剥がれ
- 触ると粉が付く
- 変形・凹みがある
特にサビは放置すると進行が早いため、早めの対処が重要です。
■ 水切りのメンテナンス方法
● 塗装によるメンテナンス
軽度の劣化であれば、
ケレン+防錆下塗り+上塗りで十分対応できます。
● 交換が必要なケース
- サビで穴が開いている
- 大きく変形している
- 基礎や外壁との隙間ができている
この場合は、塗装ではなく交換が必要です。
■ 水切り塗装は外壁塗装と同時がベスト
水切り板金の塗装は、外壁塗装と同時に行うことで作業工程をまとめられ、職人の出入りや養生を一度で済ませられるため、全体の工事がスムーズに進みます。
■ まとめ:水切り塗装は「見えない防水対策」
水切りは目立たない部材ですが、
雨水から外壁・基礎を守る
外観の完成度を高める
建物の寿命を延ばす
という重要な役割があります。
外壁塗装を検討する際は、水切りの状態もしっかり確認し、
外壁と同時に塗装・メンテナンスすることがおすすめです。
ペイントホームズ杉並店では、水切りを含めた付帯部まで丁寧に点検・塗装を行っています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
東京都杉並区を中心に、
外壁塗装・屋根塗装・防水工事・室内塗装・シーリング工事を行っています。
外壁や屋根が気になる方は、無料のお見積りや劣化診断、カラーシミュレーションをぜひご活用ください。
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