今回は、塗装工事の中でもとても大切な工程のひとつ「下塗り作業」についてご紹介します!
現在施工中の杉並区のT様邸では、外壁・屋根の塗装工事が着々と進んでおります。
足場の設置、高圧洗浄を終えて、いよいよ“塗る工程”がスタート!
その最初の一歩が、今回の「下塗り」です。
お客様にとってはあまり目立たない工程かもしれませんが、職人としては仕上がりを大きく左右する“命の土台”ともいえる大事な作業なんです💪
塗装工事は通常「下塗り → 中塗り → 上塗り」の3工程で行います。
この“下塗り”は、ただの“最初の一回目”ではありません。実はこの下塗り、塗装の密着性や耐久性を大きく左右する超重要ステップなんです。
例えるなら、化粧前の“化粧下地”や、接着前の“プライマー”。
どんなに良い塗料を上から塗っても、下塗りがきちんとされていなければ、数年で剥がれたり浮いてしまったり…というトラブルにつながります。
また、下地の状態によって使う下塗り材も変わります。
今回のお住まいはモルタル外壁で、チョーキング現象とヘアクラック(髪の毛ほどの細いヒビ)が見られたため、専用のフィラー系下塗り材を使用しました。
この材料は、下地の微細な傷みを埋めて平滑に整えながら、次に塗る中塗り・上塗り塗料の密着力をしっかりと高めてくれる優れモノです✨
🖌️下塗り作業スタート!
さて、いよいよ作業開始!
まずはローラーと刷毛を使い分けながら、全体にムラが出ないように丁寧に塗り広げていきます。
職人としては“均一な膜厚(塗膜の厚さ)”を意識しながら塗るのが腕の見せどころ。
一見シンプルな作業に見えますが、実はとっても繊細なんですよ〜😊
塗り忘れや塗り残しが出やすいサッシ周りや凹凸のある外壁部分なども、時間をかけてしっかり塗布していきます。
「どうせ見えないからいいや」なんてことは絶対にありません。
見えない部分こそ、丁寧に。それが私たちペイントホームズ杉並店のこだわりです。
また、作業中は天候や気温にも注意を払います。
下塗り材は乾燥時間が重要。天気が悪かったり、湿度が高すぎたりすると、しっかり乾かずにトラブルの原因になってしまいます。
今日は天気も良く、風通しもいいので絶好の塗装日和でした☀️
作業中、お客様のT様もお仕事の合間に様子を見に来てくださいました。
「思ったより白くなるんですね!」と驚かれていましたが、これは下塗り特有の現象。
塗装前の状態からはかなり印象が変わるので、皆さんびっくりされます。
でも、この白の“地味な塗り”が、最終的な色味を引き立てるための大事なベースになります。
下塗りで凹凸を整え、上から乗せる色の発色や仕上がりの艶を美しく保つためには欠かせない存在なんです✨
また、お客様には実際に塗料の缶を見ていただき、どんな材料を使っているか、どこにどう塗っているかを丁寧にご説明しました。
「なるほど、そういう仕組みなんですね」と納得されたご様子で、信頼関係がまた一段と深まったように思います😊
私たちは、どんな現場でも「下地がすべて」と考えています。
いくら上にいい塗料を塗っても、下地処理や下塗りが適当では、その良さを発揮できません。
長持ちして、10年先も「頼んでよかった」と思っていただけるような塗装工事をするために、こうした目に見えにくい工程こそ、力を抜かずに取り組んでいます。
ということで、今回は「下塗り作業の様子」をご紹介しました!
次回はいよいよ中塗りへと進んでまいります!
まだまだ工事は続きますが、一つ一つの工程を大切に、心を込めて作業を進めてまいります。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします🙇♂️
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