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外壁塗装の仕上がりを見極める方法|素人でもできるチェック項目

「外壁塗装って、本当にちゃんと仕上がっているのかしら…」
こんなふうに感じたことはありませんか?高額な費用をかけたからこそ、「失敗したくない」「手抜き工事じゃないか不安」と思うのは当然です。でも、専門知識がない私たち一般人にとって、仕上がりをどう判断すればよいのかは悩ましいところですよね。

この記事では、素人の方でも簡単に確認できる「外壁塗装の仕上がりチェックポイント」を、わかりやすくご紹介します。特に、塗装が終わった直後に見るべき点や、不良施工を見抜くためのコツをまとめました。業者任せにせず、自分でもしっかり確認することで、後悔のない外壁リフォームが実現できますよ。

 

 

1:外壁塗装のチェックは「完了直後」がカギ!

塗装工事が終わったあとの仕上がりチェックは、できるだけ早いうちに行うことが大切です。時間が経つと、自然劣化と施工不良の違いが見えにくくなるからです。ここでは、完了直後にチェックしておきたい基本項目をご紹介します。

見た目の確認ポイント(目視チェック)

チェック箇所 確認内容 注意点
色ムラ 色にムラやまだら模様がないか 日陰や夕方は見落としやすいので、昼間の明るい時間に確認しましょう
塗り残し 特に窓の縁や軒下など 高い場所は双眼鏡やスマホのズームを活用
ツヤ 全体に均一なツヤがあるか ツヤがバラバラだと、塗料の混ぜ不足や塗りムラの可能性あり
汚れ・ゴミの混入 表面にホコリや虫などが埋まっていないか 見つけたらすぐに業者に相談を

 

手で触れてみるのも効果的

外壁に軽く手を当てて、指に粉がつかないかもチェックポイントです。これは「チョーキング」と呼ばれ、本来は古くなった塗膜に出る症状ですが、施工後すぐに起こっている場合は塗料がちゃんと乾いていない証拠かもしれません。

 

こんな症状があったら要注意!

  • 表面がボコボコしている
  • サッシまわりの塗料がはみ出している
  • 足場の跡が壁に残っている
  • 雨樋やエアコン配管に塗料が飛び散っている

こうした症状があれば、業者に写真を添えて早めに報告しましょう。保証やアフターサービスの対象になる場合もあります。

 

2:塗装面の「手触り」や「密着性」をチェック

外壁塗装の見た目がきれいでも、実は中身に問題があることも。
そんなときに頼りになるのが、実際に手で触れて確認する方法です。少しの知識があれば、素人でも仕上がりの質を見極めることができます。

表面がザラザラしていないか

外壁をそっと手でなでてみてください。表面があまりにもザラザラしていたり、粒状の突起物が多かったりする場合、それは塗料にゴミや砂ぼこりが混入していた可能性があります。施工中に適切な環境管理がされていなかったサインかもしれません。

一方で、多少のザラつきは塗料の種類や塗り方によっては正常な場合もあります。
気になる場合は、業者に「このざらつきは正常ですか?」と確認してみましょう。きちんと説明してくれる業者であれば、安心感も違います。

 

手に白い粉がついたら「チョーキング」の可能性

施工後数日~1週間ほどで、外壁に触れたときに白い粉が手につく場合、それは「チョーキング(白亜化)」という現象です。通常は経年劣化で現れますが、工事直後に起こる場合は「乾燥不良」や「塗料の不良」が原因の可能性も。

このような場合は、すぐに業者へ連絡し、再確認してもらいましょう。保証対象になることもあります。

 

密着性の簡単チェック方法

以下のようなかんたんなチェック方法でも、塗膜の質を確かめることができます。

テープ剥がしテスト(目立たない場所で実施)

  1. マスキングテープやセロハンテープを、外壁の目立たない場所にしっかり貼る
  2. 数秒後に勢いよく剥がす
  3. テープに塗料がついていないか確認

もしテープに塗料のかけらが多くついている場合、それは塗料の密着が不十分なサインです。時間が経つと、はがれやひび割れの原因になりますので、業者に相談しましょう。

 

3:細かい部分の仕上がりも丁寧にチェックしよう

外壁の広い面ばかりに目が行きがちですが、実は“細かい部分”にこそ施工の質が現れます。
とくに玄関まわりや窓枠、配管、雨どいなどの「境目」や「付帯部分」のチェックは見落としがち。だからこそ、丁寧に確認することで手抜き工事を防ぐポイントになります。

チェックすべき「細部のポイント」

部位 確認内容 注意点
サッシまわり はみ出し・塗り残しがないか サッシに塗料がついていないかも確認
雨どい 塗りムラ・ひび割れがないか 上部・裏側も確認する
換気口・エアコン配管 マスキングがきちんとされていたか 養生不足による汚れが残っていないか
庇(ひさし)・玄関ドア 金属部分の塗装の均一性 ムラや剥がれがないかを触って確認

 

養生跡が残っていないか

工事中は窓やドア、エアコンの室外機などに「養生(ようじょう)」という保護シートが貼られています。工事後にはがした際、テープの跡や塗料のはみ出しが残っていないかを確認しましょう。

万が一、窓枠や玄関のフチなどにベタつきが残っている場合は、早めに業者に連絡すれば無償で対応してもらえるケースもあります。

 

ドアノブや配管に塗料がついていないか

ドアノブや屋外の配管など、塗る必要がない場所にまで塗料が飛んでいないかも確認しておきましょう。とくに風の強い日に作業が行われた場合、飛散のリスクが高くなります。

見つけた場合は、写真に撮っておくと後々の交渉がスムーズになります。

 

4:塗装業者の対応からも品質を見抜ける

外壁塗装の仕上がりを見るうえで、実は「業者の対応」も重要なチェックポイントです。丁寧な施工をしているかどうかは、完成後の対応や言葉遣い、アフターケアの姿勢にしっかり表れます。ここでは、信頼できる業者かどうかを見分けるためのヒントをご紹介します。

工事完了後に「完了報告書」を渡してくれるか

優良な業者であれば、工事終了後に「完了報告書」や「施工写真」などを提出してくれます。
以下のような内容が含まれているかを確認しましょう。

完了報告書に含まれる主な情報

  • 施工前・施工後の写真(ビフォーアフター)
  • 使用した塗料の種類・メーカー名・色番号
  • 作業工程(下塗り・中塗り・上塗りの回数と日付)
  • 気になる箇所の補修内容
  • 保証内容や今後のメンテナンスについて

もしこれらの情報がなく、「全部ちゃんとやってますよ」と口頭で済まされるようであれば、少し注意が必要です。

 

引き渡し時に一緒に確認してくれるか

工事完了後に、「はい、終わりました」だけで終わる業者と、「一緒に確認しましょう」と言ってくれる業者では、信頼度が大きく異なります。

チェックすべき対応:

    • 気になる箇所があった場合に、嫌な顔をせず丁寧に対応してくれるか
    • どんな質問にもきちんと説明してくれるか
    • 小さな補修でも快く対応してくれるか
    • こうした姿勢から、その業者の本当の誠実さやプロ意識が見えてきます。

 

保証書を発行してくれるかも重要

施工後に「保証書」を発行してくれる業者であれば、その塗装に自信を持っている証拠ともいえます。保証期間や保証範囲をきちんと確認して、書面でもらっておきましょう。

 

5:数ヶ月後の変化も忘れずにチェック

外壁塗装の本当の仕上がりは、工事完了直後だけでは判断できないこともあります。時間が経ってから初めて見えてくる不具合や異常もあるため、数ヶ月後の「アフターチェック」もとても大切です。ここでは、施工からしばらく経ってから確認すべきポイントを紹介します。

こんな症状が出たら施工不良の可能性も

症状 考えられる原因 対応の目安
塗装がポロポロはがれる 下地処理不足、塗料の密着不良 すぐに業者へ相談
色あせが早い 塗料の質が悪い、または下塗り不足 保証の対象か確認を
ひび割れ(ヘアークラック) 乾燥不良や外壁材の伸縮によるもの 小規模なら経過観察も可
カビ・コケの発生 防カビ処理の不足、通気性の問題 再塗装の必要も

特に、半年以内で目立った劣化が見られる場合は、施工不良の可能性が高いです。保証期間内であれば、早めに申告することで無償補修の対象になることもあります。

 

外壁の「保護効果」が持続しているか

外壁塗装は、見た目を美しくするだけでなく、雨や紫外線から建物を守る「防水・保護」の役割も果たしています。
そのため、塗装から数ヶ月経っても以下のような状態であるかを確認しておくと安心です。

  • 雨が降ったあとに外壁がすぐ乾いているか
  • 触ったときにベタつきや粉っぽさがないか
  • 塗膜の表面が滑らかで、剥がれや浮きがないか

これらが保たれていれば、塗装の保護効果がしっかり働いている証拠です。

 

1年点検や定期メンテナンスを活用しよう

良心的な業者であれば、施工後に1年点検などの定期メンテナンスを提供していることもあります。こうしたサービスを上手に活用することで、塗装の持ちをよくし、長期的に家を守ることができます。

 

6:信頼できる第三者の「検査サービス」を活用する方法も

「自分ではうまくチェックできるか不安…」「塗装業者の説明が本当か確かめたい」
そんな方におすすめなのが、外壁塗装の仕上がりを第三者がチェックしてくれるサービスの利用です。近年では、リフォーム後の検査を専門とする中立的なサービスも増えてきています。

第三者検査とは?

第三者検査とは、塗装業者とは無関係の第三者機関や住宅診断士(ホームインスペクター)などが、施工の質を客観的にチェックしてくれるサービスのことです。

主なチェック内容:

    • 外壁や付帯部の塗膜状態
    • 塗料の種類と塗布回数
    • ひび割れ・剥がれ・膨れなどの異常
    • 保証内容との整合性確認

専門知識がある検査員が見ることで、素人では見逃しやすい不備や手抜き箇所を発見できる可能性が高くなります。

 

どんな人におすすめ?

以下のようなケースに当てはまる方は、第三者検査の活用を検討してみてください。

  • 初めて外壁塗装を依頼した方
  • 相見積もりをとらず、1社だけで決めた方
  • 過去にリフォームで失敗経験がある方
  • 工事後に不審な点がいくつか見つかっている方

 

費用と依頼の目安

検査の費用は、3万円〜7万円前後が相場です(建物の大きさや診断内容によって異なります)。「ちょっと高い」と感じるかもしれませんが、施工不良による再塗装が必要になるリスクを防げると考えると、決して無駄な出費ではありません。

また、住宅総合保険などと連携しているサービスもあり、条件によっては補助が受けられることもあります。

 

まとめ:納得の仕上がりのために「自分の目で確認」することが大切

外壁塗装は、大切な住まいを守るための大きな工事です。そして、数十万円から百万円を超えることもあるため、仕上がりに納得できるかどうかはとても重要です。

専門的な知識がなくても、今回ご紹介したようなポイントをおさえておけば、素人の方でも「ちゃんとした工事だったかどうか」を見極めることは十分可能です。

特に、

  • 完了直後の色ムラ・塗り残し
  • 細かい部分の丁寧さ
  • 手触りや塗料の密着性
  • 数ヶ月後の状態変化
  • 業者の対応やアフターサポート

などをチェックすることで、手抜き工事を早期に発見し、トラブルを未然に防ぐことができます。

もし気になる点があれば、遠慮せず業者に質問し、必要に応じて第三者機関の力を借りるのもひとつの手段です。

「業者に任せっぱなし」ではなく、自分の目でもしっかり確認することが、納得できる外壁塗装につながります。

安心・納得のリフォームのために、ぜひ今回のチェックリストをお役立てください。

 

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